「あの会社、この業界の利益の出し方」を読んだ
本屋に寄ったら、新幹線内ですぐに読めそうなので、「あの会社、この業界の利益の出し方」読んでみた。その中でちょっときになるところをまとめてみた。
興味持ったらこちらから買ってください笑
図解 あの会社、この業界の「利益の出し方」: コスト削減、業務提携、海外進出……どう生き残るか? (知的生きかた文庫)
- 作者: インタービジョン21
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2015/11/21
- メディア: 文庫
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興味もったところ
自動車業界トップのトヨタの営業利益率が10.1%とトップ。あとそれなりに各社営業利益率高くて意外。
トイレタリー業界はユニチャームの営業利益率が11.1%とトップ。スケールメリットなくてめも利益率高いのは以前から海外進出進めて海外市場で定着してるから。
スポーツ用品業界は日本メーカーだとアシックス一択で、営業利益率は8.6%。その中でシューズの売り上げ割合が約8割なのには納得。
家具業界では、ニトリの営業利率益が高いのは前からだけど、今も15.9%と高い。そして、イケアも12.9%とけっこう高かった。
清涼飲料水業界のコカコーラの営業利益率が21.1%と神がかってる。こちらは商品がコモディティ化してるので、圧倒的な強さを感じる。
医療機器業界は業界全体で営業利益率が高いのにびっくり。オリンパスが内視鏡で強いのは知ってたけど、マニーという企業の営業利益率の高さはすごい。投資できるならしたい。
百貨店業界は低い営業利益率ながらもしっかり稼いでるのを知らなかった。
コンビニ業界は全体で営業利益率が高めで約10%〜30%。その中でセブンイレブンの1強具合は30.3%でさすが。
中古車販売業界のユーエスエスの営業利益率49.5%に脱帽。投資できるならしたい。
靴・履物業界のABCマートは超優秀。営業利益率、18.8%。
牛丼チェーン業界は低営業利益率すぎて大変そう
居酒屋業界は塚田農場を経営してるエービーカンパニーの営業利益率の高さが6.6%と目立つ。
麺・中華業界はハイデイ日高が11.8%と高い営業利益率
カラオケ業界の第一興商は高い営業利益率
警備業界はセコムの営業利益率が14.7%と高い。常在警備から機械警備に素早く移行した結果のこの利益率
フィットネス業界はコシダカホールディングス20.5%とかなり高め。シャワーなどの設備費用が小さいためのこの結果
動物園業界は基本的に行政からの補助で成り立っている現状。上野動物園でさえそのようなのでほかもほぼ同様と思われる。旭山動物園は数少ない例外。
感想
業界としての現在の立ち位置をしるのに良かった。業界が価格競争に入ってるところや未来が見えづらいところがなんこかあってつらい戦いしかなさそう。一方、業界でずば抜けて稼いでるところもある。そういうところはそれなりの理由が必ずあるのでそこらへん注目して今度時間があったら(たぶんやらない)まとめてみたい。