「強いチームはオフィスを捨てる」を読んだ

今年の初め頃に出てて、気になってはいたけどなかなか手をつけていなかった本。ようやっと読みました。本自体はすいすいと読み進められるので気分転換に読んだりとかオススメ

強いチームはオフィスを捨てる

強いチームはオフィスを捨てる

読もうと思ったきっかけ

rebuild.fmでnaoyaさんだったり、miyagawaさんだったりが行っているリモートワーク。興味をもった理由は3つ。1つ目は私の地元はIT系の会社もあんまりなく、将来的に地元に戻って働くことを考えた場合、リモートワークは選択肢の一つになると思ったから。2つ目はBootcamp社(旧37signals)が書いてるから。reworkも読んだて面白かったし。3つ目は実際に導入して9年ほど(2005年から初めてのリモートワークの従業員を雇ったって話があった。)の知見を知りたかったから。

概要と感想

この本はリモートワークの概要や導入事例をBootcamp社で実践してきたことを元に書かれている。筆者がリモートワークを実践して成功しているだけあって、リモートワークの視点で書かれているのでそこは気をつけて読んだほうがいいかも。

ただ、それでもリモートワークについてrebuild.fmで聞いてた位の知識しかなかったので、参考になることは多かった。例えば、

  • リモートワークでは働かないことよりも働き過ぎを心配する
  • リモートワークを導入している起業はITベンチャーばっかりだと思っていたが、そうでもなかった。例えば、IBMアクセンチュア。他にも保険会社(社名忘れた)の大企業など、IT会社のみならず、大企業でも実践されていた。
  • リモートワークの導入方法など、初めからリモートワークがダメと決め付けるのではなく徐々にリモートワークに適した仕事の運営をする必要がある。
  • プログラマーとしての技術力だけでなく、文章力の必要性。リモートワークはチャットがメインになるから、よく考えたら当たり前かも

日本のリモートワーク導入事例で有名な会社はソニックガーデンさんとか。あまり日本でも導入事例を聞いたことないので、聞いてみたい。

まとめ

リモートワークは銀の弾丸ではなく、対面でのコミュニケーションも大事。ただ、21世紀だし色んな働き方があってもいいと思う。